フレキシブル導波管とは?

フレキシブル導波管は、従来の導波管の硬い金属管を薄い金属層を含む平箔糸を組紐状に組むことで代替し、従来の導波管の問題点を解決した。即ち、従来の導波管の利点を継承しつつ、柔軟に曲げることができ、軽量で取り扱い性が良い、ミリ波~テラヘルツ帯域の伝送に適した電波伝送路となっている。

左の図は、フレキシブル導波管の構造を示している。
平箔糸を組み紐状に組む、この外導体構造が本技術における最大の特徴であり、曲げても「電波が漏れず」に、「ロスの増加もほとんどない」という利点を生み出している。
この構造は特許(※)により守られており、明確な差別化を実現している。
※特許第6343827号(福井県),特許第6503408号(オリンパス(株))